らせり

スペースらせり＜利用案内＞

誰もが
　　 生きる上での人権が守られ
　個性が尊重される
　　 豊かな社会の実現をめざして
誰もが
　　 自由な発想と連帯の中で
　自主性を高め
誰もが
　　 生活にゆとりと広がりを持てる
　ネットワークづくりを
　　 創造的にすすめる

『スペースらせり』ってなあに？

施設や家庭から離れて、自分の生活力を試したい人・リフレッシュをしたい人・地域での生活を考えたい人のためのスペースです。
ハンディを持つ人たちが、一泊二日から一週間を限度に、宿泊体験をしたり、ショートステイができます。
障害の内容や程度に関わらず、誰でも利用できますし、宿泊だけではなく、会議や作業・実習などにも利用できます。
場所

事業内容

　『スペースらせり』は、１９９０年の春に開設以来、施設や家庭から離れての宿泊体験やショートステイ、会議や実などに利用されてきました。
　障害を持つ人、特に「重複障害」や「重度の知的障害」が有り、生活の中で多くの介助を必要とする人たちが、『生活者』として地域社会で自立した生活を営むためには、生活を支える援助システムが必要です。
　そうした社会づくりに取り組むとともに、障害を持つ人たちとそれを支えていく人たちが、『スペースらせり』で時間と空間を共有することによって、一緒に考え、地域で共に生きる『新しい家族』のような人間関係を、拡げていきたいと思います。

事業内容

[１]．宿泊体験プログラム

グループ宿泊
２～４人の利用者が週に４連泊し、将来の生活の場づくりを体験していくものです。
レクリェーション宿泊
料理づくり、カラオケ、野外活動等のレクリェーションを通して、宿泊利用者の友達づくりをするものです。
個別宿泊
個別のニードに合わせて、宿泊利用をするものです。

[２]．宿泊場所の提供

利用できる人は、
ハンディを持つ人及びその友人・家族・介助者などの個人または団体です。
利用目的は、
宿泊体験・ショートステイ・会議・作業・実習などです。

介助者が見つからない場合は、
コーディネータが調整しますので、お申込時にお知らせ下さい。
介助の料金については、次のとおりです。（但し、事務費100円を含む）

時間帯	介助料金
時間帯	単位	平日	土・日・祝祭日
７：００～　９：００	１時間	９００円	１０００円
９：００～１７：００	１時間	８００円	９００円
１７：００～２３：００	１時間	９００円	１０００円
２３：００～　７：００	時間帯	２０００円	２０００円

尚、特別会員は、１時間当たり１００円割引し、事務費は１回３００円とする。

会費及び利用料金

年会費	会費の種類	体験・ショートステイ		会議等
		宿泊	昼間
月3000円×12回 =36000円	特別会員	300円	4時間以内 500円 4時間以上 1000円	1500円（但し、6人以上は1人につき100円増)
5000円	一般会員	1500円
1口～ 1000円	支援会員	2500円
700円	介助会員

※米・電話・調昧料をお使いの方は、実費を頂きます
※洗濯代として1回100円を頂きます。
※送迎費は1回利用700円で、遠い場合は加算いたします。

＜利用例１＞

八王子東養護学校に通っているS君が、土曜日の学校の帰りにらせりを利用する場合

（S君は一般会員です。利用時間は12時から夜の8時までです。）

介助料：800円×5時間＝4000円

　　　　　900円×3時間＝2700円　介助料合計　6700円

事務費：100円×8時間＝800円

利用料：（昼利用4時間以上）　1000円

送迎費：（送迎時間約1時間）　1400円

食費：　実費　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

利用費用総全計：9900円＋食費実費

＜利用例２＞

作業所に通っているAさんが、平日の夕方から次の日の朝まで利用する場合

（Aさんは一般会員です。利用時間は4時から翌日の9時半までです。）

介助料：700円×1.5時間＝1050円

　　　　　800円×　8時間＝6400円　

　　　　　夜間帯（23:00～7:00）＝2000円　　　　　介助料合計　9450円

事務費：100円×9．5時間＝950円

利用料：1500円×2人＝3000円（本人と介助者の分）

送迎費：700円×2往復＝1400円

食費実費　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

利用費用総全計：14800円＋食費実費

＊初めてらせりを利用する方は、電話にて申し込みの上、事前に面接をさせて頂きます。
＊キャンセル料について
　やむを得ずキャンセルされる場合は、依頼していた介助者へ支払うため、次の料金を頂きます。
　利用の前日：1000円
　利用の当日：利用予定時間の介助料の半額

[３]．介助者の養成

◎重度・重複障害者の生活援助ができる介助者づくり

1）宿泊体験プログラムを行う中で、コーディネータが利用者と介助者を調整し、適時宿泊介助の実践から個々の対応や介助方法を学べるようにする。

2）地域にある施設での実習や、介護者養成講座などに参加する。

[４]．各種勉強会の開催

◎重度・重抜障害者の24時間の生活を考え、その生活の場や援助のあり方を探るために、各種勉強会を企画する。

1）介助・住居・医療・制度等に関する勉強会。

2）地域の施設職員や関係団体との情報交換。

『スペースらせり』は、
みんなのカで運営していくことを目指しています。
また宿泊体験やブログラムなどには、
多くの介助の手を必要とします。
資金・運営や介助の面でご協力いただける方は、
ぜひ会員になって下さい。